辻一弘氏がメイクアップ賞初受賞!日本人個人は25年ぶり快挙 !おめでとうございます!2年連続でノミネートされていて、ついについに!
【第90回アカデミー賞】辻一弘氏がメイクアップ賞初受賞!日本人個人は25年ぶり快挙(映画.com ニュースより)
普通のメイクはかなり違う作業、素材選びなど様々な知識や発想力が必要な特殊メイク、「化けさせる」事にハマるととても面白そうです。
それにしても、一度は映画産業から身を引いたのに、ゲイリー・オールドマン氏から指名を受けるなんて、人としてもアーティストとしても信用されている証。
俳優が実在した、多くの人に知られている人間を演じるのは、とてもプレッシャーが強いと思います。映像や写真、声が残っている時代の人であればなおさらです。顔形や体形、話し方や動き方、姿勢などかなり研究する必要があり、しかも少しでも似てないと酷評される恐れが高い。
一流の人、自分がこの人ならと思えるアーティストに頼めないなら、とても引き受けられない役でしょう。
そして全然似ていないオールドマン氏とチャーチルが、そっくりと言うより本人かと思うくらいに化けた。予告編動画も出ていますが、特殊メイクなのだと全く感じさせない仕上がりです。表情が変化してもしゃべっても、とにかく自然です。
撮影のたびに長い時間をかけてメイクを仕上げて、その日の撮影が終わればメイクも落す。オールドマン氏は撮影中は飲食もままならなかったでしょう。
3月30日から上映です。
同じ時代背景のイギリスもの「英国王のスピーチ」「ダンケルク」もぜひ。