アートメイクと医学部のカリキュラム

アートメイクやタトゥーには医師免許が必要だと言う厚労省の通達があります。では、アートメイクやタトゥーを行うにあたって、本当に医学部で学ぶ全ての知識と技術が必要不可欠なのでしょうか?私たちはあらゆる病気とその治療法を知らないとならないでしょうか?

様々な大学の医学部のカリキュラムを調べてみると、臨床や外国語など一般教養科目を除いても、「分子生物学、生物学持論、組織学、解剖学、発生学、生理学、医科学、基礎分子細胞生物学、微生物学、免疫学、熱帯医学、寄生虫学、病理学総論、薬理学、衛生学、医学統計・医療情報、病理学各論、臨床薬剤類、公衆衛生学、医療医政策・管理、法医学、内科学、外科学、産科学、婦人科学、小児科学、精神医学、整形外科学、麻酔学・緩和医学、放射線医学、臨床検査学、泌尿器科学、耳鼻咽喉科学、眼科学、皮膚科学、救急医学、形成外科学、リハビリテーション医学、歯科学、総合医療医学、感染症学、漢方医学、総合臨床医学」などがあるようです。
 
このほかに国家試験があり、その後別途でアートメイクの資格を取ると厚労省の通達に合ったアートメイク医師になれます。

文部科学省の「医学教育モデル・コア・カリキュラム」であげられている、学ぶべき項目をここで記載します。アートメイクとタトゥーは、このリストの全てを修めていないと出来ないほど高度なものなのか、考えて見て下さい。

「アートメイクに医師免許が必要」とは「自転車に乗るにはパイロット免許が必要」と言うくらい飛躍していないでしょうか?

A 医師として求められる基本的な資質・能力
A-1 プロフェッショナリズム
A-1-1) 医の倫理と生命倫理
A-1-2) 患者中心の視点
A-1-3) 医師としての責務と裁量権
A-2 医学知識と問題対応能力 .
A-2-1) 課題探求・解決能力
A-2-2) 学修の在り方
A-3 診療技能と患者ケア .
A-3-1) 全人的実践的能力
A-4 コミュニケ-ション能力
A-4-1) コミュニケーション
A-4-2) 患者と医師の関係
A-5 チ-ム医療の実践 .
A-5-1) 患者中心のチーム医療
A-6 医療の質と安全の管理
A-6-1) 安全性の確保
A-6-2) 医療上の事故等への対処と予防
A-6-3) 医療従事者の健康と安全
A-7 社会における医療の実践
A-7-1) 地域医療への貢献
A-7-2) 国際医療への貢献
A-8 科学的探究
A-8-1) 医学研究への志向の涵養
A-9 生涯にわたって共に学ぶ姿勢
A-9-1) 生涯学習への準備

B 社会と医学・医療
B-1 集団に対する医療
B-1-1) 統計の基礎
B-1-2) 統計手法の適用
B-1-3) 根拠に基づいた医療
B-1-4) 疫学と予防医学
B-1-5) 生活習慣とリスク
B-1-6) 社会・環境と健康
B-1-7) 地域医療・地域保健
B-1-8) 保健・医療・福祉・介護の制度
B-1-9) 国際保健
B-2 法医学と関連法規
B-2-1) 死と法
B-2-2) 診療情報と諸証明書
B-3 医学研究と倫理
B-3-1) 倫理規範と実践倫理
B-4 医療に関連のある社会科学領域
B-4-1) 医師に求められる社会性

C 医学一般
C-1 生命現象の科学
C-1-1) 生命の最小単位-細胞
C-1-2) 生物の進化
C-2 個体の構成と機能
C-2-1) 細胞の構成と機能
C-2-2) 組織・各臓器の構成、機能と位置関係
C-2-3) 個体の調節機能とホメオスタシス
C-2-4) 個体の発生
C-2-5) 生体物質の代謝
C-3 個体の反応
C-3-1) 生体と微生物
C-3-2) 免疫と生体防御
C-3-3) 生体と薬物
C-4 病因と病態
C-4-1) 遺伝的多様性と疾患
C-4-2) 細胞傷害・変性と細胞死
C-4-3) 代謝障害
C-4-4) 循環障害、臓器不全
C-4-5) 炎症と創傷治癒
C-4-6) 腫瘍
C-5 人の行動と心理
C-5-1) 人の行動
C-5-2) 行動の成り立ち
C-5-3) 動機付け
C-5-4) ストレス
C-5-5) 生涯発達
C-5-6) 個人差
C-5-7) 対人関係と対人コミュニケーション
C-5-8) 行動変容における理論と技法

D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療
D-1 血液・造血器・リンパ系
D-1-1) 構造と機能
D-1-2) 診断と検査の基本
D-1-3) 症候
D-1-4) 疾患
D-2 神経系
D-2-1) 構造と機能
D-2-2) 診断と検査の基本
D-2-3) 症候
D-2-4) 疾患
D-3 皮膚系 .
D-3-1) 構造と機能
D-3-2) 診断と検査の基本
D-3-3) 症候
D-3-4) 疾患
D-4 運動器(筋骨格)系
D-4-1) 構造と機能
D-4-2) 診断と検査の基本
D-4-3) 症候
D-4-4) 疾患
D-5 循環器系
D-5-1) 構造と機能
D-5-2) 診断と検査の基本
D-5-3) 症候
D-5-4) 疾患
D-6 呼吸器系
D-6-1) 構造と機能
D-6-2) 診断と検査の基本
D-6-3) 症候
D-6-4) 疾患
D-7 消化器系
D-7-1) 構造と機能
D-7-2) 診断と検査の基本
D-7-3) 症候
D-7-4) 疾患
D-8 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)
D-8-1) 構造と機能
D-8-2) 診断と検査の基本
D-8-3) 症候
D-8-4) 疾患
D-9 生殖機能
D-9-1) 構造と機能
D-9-2) 診断と検査の基本
D-9-3) 症候
D-9-4) 疾患
D-10 妊娠と分娩
D-10-1) 構造と機能
D-10-2) 診断と検査の基本
D-10-3) 症候
D-10-4) 疾患
D-10-5) 産科手術
D-11 乳房
D-11-1) 構造と機能
D-11-2) 診断と検査の基本
D-11-3) 症候
D-11-4) 疾患
D-12 内分泌・栄養・代謝系
D-12-1) 構造と機能
D-12-2) 診断と検査の基本
D-12-3) 症候
D-12-4) 疾患
D-13 眼・視覚系
D-13-1) 構造と機能
D-13-2) 診断と検査の基本
D-13-3) 症候
D-13-4) 疾患
D-14 耳鼻・咽喉・口腔系
D-14-1) 構造と機能
D-14-2) 診断と検査の基本
D-14-3) 症候
D-14-4) 疾患
D-15 精神系
D-15-1) 診断と検査の基本
D-15-2) 症候
D-15-3) 疾患

E 全身に及ぶ生理的変化、病態、診断、治療
E-1 遺伝医療・ゲノム医療
E-1-1) 遺伝医療・ゲノム医療と情報の特性
E-2 感染症
E-2-1) 病態
E-2-2) 診断・検査・治療の基本
E-2-3) 症候
E-2-4) 疾患
E-3 腫瘍
E-3-1) 定義・病態
E-3-2) 診断
E-3-3) 治療
E-3-4) 診療の基本的事項
E-3-5) 各論
E-4 免疫・アレルギー
E-4-1) 診断と検査の基本
E-4-2) 症候
E-4-3) 病態と疾患
E-5 物理・化学的因子による疾患
E-5-1) 診断と検査の基本
E-5-2) 症候
E-5-3) 疾患
E-6 放射線の生体影響と放射線障害
E-6-1) 生体と放射線
E-6-2) 医療放射線と生体影響
E-6-3) 放射線リスクコミュニケーション
E-6-4) 放射線災害医療
E-7 成長と発達
E-7-1) 胎児・新生児
E-7-2) 乳幼児
E-7-3) 小児期全般
E-7-4) 思春期
E-8 加齢と老化
E-8-1) 老化と高齢者の特徴
E-9 人の死
E-9-1) 生物的死と社会的死

F 診療の基本
F-1 症候・病態からのアプローチ
F-1-1) 発熱
F-1-2) 全身倦怠感
F-1-3) 食思(欲)不振
F-1-4) 体重減少・体重増加
F-1-5) ショック
F-1-6) 心停止
F-1-7) 意識障害・失神
F-1-8) けいれん
F-1-9) めまい
F-1-10) 脱水
F-1-11) 浮腫
F-1-12) 発疹
F-1-13) 咳・痰
F-1-14) 血痰・喀血
F-1-15) 呼吸困難
F-1-16) 胸痛
F-1-17) 動悸
F-1-18) 胸水
F-1-19) 嚥下困難・障害
F-1-20) 腹痛
F-1-21) 悪心・嘔吐
F-1-22) 吐血・下血
F-1-23) 便秘・下痢
F-1-24) 黄疸
F-1-25) 腹部膨隆(腹水を含む)・腫瘤
F-1-26) 貧血
F-1-27) リンパ節腫脹
F-1-28) 尿量・排尿の異常
F-1-29) 血尿・タンパク尿
F-1-30) 月経異常
F-1-31) 不安・抑うつ
F-1-32) もの忘れ
F-1-33) 頭痛
F-1-34) 運動麻痺・筋力低下
F-1-35) 腰背部痛
F-1-36) 関節痛・関節腫脹
F-1-37) 外傷・熱傷
F-2 基本的診療知識
F-2-1) 臨床推論
F-2-2) 根拠に基づいた医療
F-2-3) 臨床検査
F-2-4) 病理診断
F-2-5) 放射線等を用いる診断と治療
F-2-6) 内視鏡を用いる診断と治療
F-2-7) 超音波を用いる診断と治療
F-2-8) 薬物治療の基本原理
F-2-9) 外科的治療と周術期管理
F-2-10) 麻酔
F-2-11) 食事・栄養療法と輸液療法
F-2-12) 医療機器と人工臓器
F-2-13) 輸血と移植
F-2-14) リハビリテーション
F-2-15) 在宅医療と介護
F-2-16) 緩和ケア
F-3 基本的診療技能
F-3-1) 問題志向型システムと臨床診断推論
F-3-2) 医療面接
F-3-3) 診療録(カルテ)
F-3-4) 臨床判断
F-3-5) 身体診察
F-3-6) 基本的臨床手技

G 臨床実習
G-1 診療の基本
G-1-1) 臨床実習
G-2 臨床推論
G-2-1) 発熱
G-2-2) 全身倦怠感
G-2-3) 食思(欲)不振
G-2-4) 体重減少・体重増加
G-2-5) ショック
G-2-6) 心停止
G-2-7) 意識障害・失神
G-2-8) けいれん
G-2-9) めまい
G-2-10) 脱水
G-2-11) 浮腫
G-2-12) 発疹
G-2-13) 咳・痰
G-2-14) 血痰・喀血
G-2-15) 呼吸困難
G-2-16) 胸痛
G-2-17) 動悸
G-2-18) 胸水
G-2-19) 嚥下困難・障害
G-2-20) 腹痛
G-2-21) 悪心・嘔吐
G-2-22) 吐血・下血
G-2-23) 便秘・下痢
G-2-24) 黄疸
G-2-25) 腹部膨隆(腹水を含む)・腫瘤
G-2-26) 貧血
G-2-27) リンパ節腫脹
G-2-28) 尿量・排尿の異常
G-2-29) 血尿・タンパク尿
G-2-30) 月経異常
G-2-31) 不安・抑うつ
G-2-32) もの忘れ
G-2-33) 頭痛
G-2-34) 運動麻痺・筋力低下
G-2-35) 腰背部痛
G-2-36) 関節痛・関節腫脹
G-2-37) 外傷・熱傷
G-3 基本的臨床手技
G-3-1) 一般手技
G-3-2) 検査手技
G-3-3) 外科手技
G-3-4) 救命処置
G-4 診療科臨床実習
G-4-1) 必ず経験すべき診療科
G-4-2) 上記以外の診療科
G-4-3) 地域医療実習
G-4-4) シミュレーション教育

医学部で学ぶ事1

文部科学省の「医学教育モデルコアカリキュラム」1

医学部で学ぶ事2

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」2

医学部で学ぶ事3

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」3

医学部で学ぶ事4

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」4

医学部で学ぶ事5

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」5

医学部で学ぶ事6

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」6

医学部で学ぶ事7

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」7

医学部で学ぶ事8

文部科学省「医学教育モデルコアカリキュラム」8

文部科学省「医学教育モデル・コア・カリキュラム」

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