医行為の拡大解釈

この記事はアートメイクやタトゥーに関してではなく、介護の現場や在宅医療についての話と思われますが、医行為の拡大解釈について、厚生労働省医政局長通知(医政発第0726005 号)を絡めて説明してあります。

以下、引用します。
 
医行為について
「医師の行う行為は何でもかんでも医行為」というわけではなく、医行為の範囲は「医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為」に限定されています。しかし、実際は「医行為の範囲が不必要に拡大解釈されている」2)というのが今日の実情ではないでしょうか。思うに、本来は限定されている医行為の範囲を不必要に広げて何でもかんでも医行為にしてしまったら・・・
例えば、日常生活の中で軽微な傷に絆創膏を貼るのも不必要な拡大解釈で医行為にしてしまったら、それこそ公共の福祉に反してしまいます。
業務独占の法的性質は、法律行為的行政行為における許可であり、許可とは禁止しておいたものを解除する行政行為です。医師法第17 条が非医師による医業を禁じているのは、あくまでも「無資格者による医業は、国民の生命、身体に対する脅威となることはもとより、国民の医療に対する信頼を失墜させる原因ともなる」6)からです。つまり、医師法第17 条は医師の経済的利益を保護するための積極目的規制ではなく、「国民の生命および健康に対する危険の防止という消極的、警察的目的のための規制措置」であると解されます。
 
したがって、医行為の範囲を積極的(不必要)に広げる必要はく、むしろ医行為は「医師の医学的判断及び技術をもってしなければならない行為」に限定すべきではないでしょうか。
 
医行為と医療行為
「医療行為=医行為」という古典的考え方では、医療行為はすべて医行為と解されてしまうので、医行為の範囲が不必要に拡大され、医師の負担は増すばかりです。
 
医療行為について新しい概念を打ち立てる必要があると思います。
 
2)厚生労働省医政局長通知(医政発第0726005 号)平成17 年7 月26 日
6)厚生省医務局長通達(医発第76 号)昭和47 年1 月19 日

医療行為=医行為?

本来は限定されてい
る医行為の範囲を不必要に広げて何でもかんでも医行為にしてしまったら、それこそ公共の福祉に反してしまうのではないでしょうか。

ご協力のお願い
会員募集
アートメイク相談

ピックアップ

  1. (さらに…)…
  2. コンプレックスがありましたが、30年前「アートメイク」の存在で人生が変わったといっても過言で…
  3. サロンのアートメイク、免許制にして下さい
    お友達の紹介でお世話になって15年程になります。私の眉は薄く、短く、8時20分眉と周りか…
  4. 2017/3/13

    46歳 美容業
    今までのサロンで信頼している技術者さんにしてもらいたいです。46歳  美容業&nbs…
  5. 良い技術を持った方にしてもらいたいです!アートメイクが気軽にできるよう法的整備を求めます。20代…

お知らせ

  1. コンプレックスがありましたが、30年前「アートメイク」の存在で人生が変わったといっても過言で…
  2. 本日のアートメイクの法整備を求める街頭署名活動は無事終了しました。雨が降ってきたので、予定よ…
  3. 本日、大阪中ふ頭駅前での街頭署名活動  決行致します。13時〜17時まで  です。…
海外からの声
お問い合わせ
PAGE TOP