現在アートメイクドクター50人、アートメイクナースは30人だそうです。学校の約2クラス分くらいの人数です。
規制前は1万人強いたアートメイク技術者、その人数を医療で賄おうとするのは無理があります。もともと医師看護師不足は深刻で、コロナでさらにそれが進んでしまっています。
いま、「アートメイクドクターにアートメイクナースになりましょう」と呼びかけることは、国民から治療を受ける権利を奪う事に等しい。非常識極まりないと言える行為です。
医療で1万人以上をアートメイクに割くことは現実的に不可能ですしそうするべきではありません。やるべきは「アートメイク医療人を増やす」ではなく、法整備して医療以外のアートメイク技術者を認める事。それをしないと医療崩壊します。
それとお客様に覚えておいて頂きたいことがあります。
・予約がなかなか取れないの人気店だからではありません。需要に供給が足りていないからです。
・需要に供給が足りていないから高額なままなのであって、技術が優れているからではありません。
トップアーティストとか日本最高峰の技術とか、グランドマスターとか言っても、80名しかいない中での話ですよ?競技人口が極端に少ないスポーツでインターハイに出場したって言うよりもしょぼい話なんです。1つの学校のある学年のなかの2クラスの中で1番ってそんなにすごいですか?「別に」ってレベルでしょ?
80人中のトップなんてたかが知れてるんです。それを大々的に広告するからなんだかすごいと思わされてるだけなんです。一般にお客様レベルで医療アートメイク技術者人口なんて知らないですよね。
アートメイクは残るからこそ失敗が怖い。そんなお客様心理を利用してランク別料金や指名料を設定し、お金がかかっても高い方を選ばせる、非常に姑息なやり方です。
本当に優れた技術は過酷な競争にならないと出てきません。つまり日本ではアートメイクを医療とする限り、優れたアートメイクを受けることはできないと言うことです。
そしてアートメイクとタトゥーの道具は同じですが、それが医師でないと購入できないと言う規制も日本だけの事です。
世界では現在196か国ありますが、アートメイクを医療とし、アートメイクの道具を医療機器と見なしているのは日本だけです。
