「辞退の理由は、中心となって患者の対応にあたっていた呼吸器内科・感染症内科の専門医の退職だということです。」
「退職の申し出があった2020年7月中旬以降、後任の確保に取り組みましたが「困難」と判断し、2020年9月30日付けで感染症指定医療機関の辞退届を長崎県に提出しました。」
いよいよかねてからの医師不足が目に見える形で表れ始めましたね。こうやってだんだんと医療を受けられるチャンスや治療の幅が徐々に狭まってきたり、遠方までいかないと治療できなかったりと言うことが増えて行くのでしょう。
以前から地方ではこうした問題がありました。でも長崎は都会です。大きな都市ですら医師が足りず補充できない状態になってきたのです。
少子化により医師のなりては減っていくばかりなのに、高度な医療が必要な高齢者はまだまだ増え続けます。
医療行為の拡大解釈は国民から本体の医療、病気の診察や治療を受けるチャンスを奪います。
医師や看護師育成に税金が使われ、健康保険と言う税を納めていても医療が受けられない事態になります。
http://www.ktn.co.jp/news/20201110003/ (大村市民病院 「後任の医師確保が困難になった」感染症指定医療機関を辞退 【長崎県】)
