アートメイクを行っているクリニックのアートメイクとタトゥーの違いに関するコラムです。
アートメイクについて「「タトゥーと似ている方法でメイクしているように見せる施術」と言うところまでは理解している方も多いかと思いますが」→ 多くの人がタトゥーとアートメイクが類似品であること、メイクして見せる施術であると考えていることを認めています。事実としてそれが国民の間に浸透した認識で、アートメイクは美容医療とは考えていないでしょう。メディカルアートメイクをまとめて紹介するサイトは多々ありますがそこには必ず「アートメイクは医療行為」「アートメイクはクリニックで」と記載されているのは、それだけそう考える人が少ないことを反映してもいるのです。
「アートメイクもファッションの一環として入れる」→ 医療目的ではないですね。 「メイク時間の短縮」→ クリニックのサイトでもこの目的はほぼほぼ真っ先に挙げています。身体の改善や矯正目的でアートメイクをする人はまずいないことを医師も看護師も分かっています。
「タトゥーに比べて肌トラブルのリスクが低いのも特徴」「タトゥーは神秘そうと呼ばれる部分にまで色素を入れるため、皮膚トラブルのリスクの他Kさや痛みなどにも違いが出ます。」「アートメイクに比べ、タトゥーの方が皮膚トラブルが多く痛みも強いです。」→ 皮膚トラブルのリスクが低く痛みも弱いアートメイクは医療機関で行わないといけなくて、リスクの高い刺青は医療行為でないから医師でも看護師でなくても構わないとは理屈に合いません。それとも「目的」と言う個人個人に確認しようがなく個別に違うものを根拠に、アートメイクは医療行為と言い続けるつもりでしょうか?医療の専門家がリスクが低いと断言しておきながら変ですよね?
「アートメイクは麻酔なしでも我慢できる程度の痛み」「タトゥーは皮膚を削るような痛みと言う痛みで、アートメイクよりも強い痛みを感じます。施術する箇所で痛みの強さは変わるともいわれていますが、アートメイクに比べたら痛みが強いのは圧倒的にタトゥーです。」→ 国民生活センターのアートメイクの危害と言う資料には「痛みに耐えられず施術途中でやめざるを得なくなった例や、痛みや刺激により体調不良が起きた例もある」とありますが、医療の専門家はタトゥーの方が圧倒的に痛いと言っています。それならなぜアートメイクの痛みだけが問題としてクローズアップされるのでしょうか?ちなみに医療機関で看護師による施術で「痛い、痛みを訴えてもそもまま施術された」と言う相談がネット上にあり、それはかつて画像としてアップしました。またクリニックで受けた方のアートメイク痛かったというツイートはたくさんあります。クリニックなら麻酔はもちろん使うのですよね?それでもメディカルアートメイクの痛みを訴えるつぶやきがたくさんあります。医療アートメイクなら痛みは問題ではなく、一般アートメイクアーティストの施術による痛みだけは問題視されるのはおかしいのではないでしょうか?
「アートメイクはメイクの代わり」→その通りです。美容整形ではありませんし美容医療でもありません。ご自分たちでもご存じじゃないですか!なのになぜ同じ口で「アートメイクは医療行為」「アートメイクは美容医療」と言えるのですか?
「アートメイクは施術のダウンタイムも短い」「大きな痛みを伴うタトゥーと違って、アートメイクは表面麻酔のみで施術が可能で、ダウンタイムもとても少ないのが特徴です」→医療の専門家がタトゥーより術後のダメージも少ないとはっきり言っていますね。それでも入れ墨は医療機関でなくても大丈夫でアートメイクだけは医療機関でのみ施術しないと危険だと言うのでしょうか?誰もが納得できるはっきりした理由はなんですか?
タトゥーが医療行為でない以上、アートメイクを医療行為と言うことには何の整合性も理論性もありません。



