日本は諸外国や日本在住の外国人から「遅れた先進国」と認識されています。
中でも美容と医療の境目のなさは「アフリカのモロッコ」と同じです。
モロッコは素晴らしい国で、カサブランカ、南の真珠と称されるマラケシュ、青の街として知られるシャウエン、ハッサン2世のモスクなど有名な観光地があります。世界遺産とされている場所も多数。
日本人にとってなじみの深い人気の観光と言えば「サハラ砂漠をラクダに乗って回る」ことでしょう。西サハラはモロッコです。
1人当たり名目GDPは日本は4万256ドルで世界25位、モロッコは3千332ドルで131位でベトナムやブータン、チュニジアやバヌアツと同じくらいです。
名目GDPでは日本は5百7万9千916ドルで世界3位、モロッコは11万8千567ドルで60位です。クエートやエクアドル、スロバキアやプエルトリコと同じくらいなんです。
モロッコを含むアフリカ諸国は素晴らしい国々です。植民地化や奴隷制度の犠牲になった長い歴史があっても、独自の文化を残すことに成功した数少ない国々でもあります。豊かな自然に恵まれています。素晴らしい色彩感覚、笑顔の絶えないポジティブな姿勢など日本人が彼らから学ぶべきことは沢山あります。
一方で、モロッコでは15歳以上の国民の識字率は52.3%(男性65.7%、女性39.6%)、非識字率は約50%で農村部の女子に至っては90%近くにまで達する国です。
経済規模や教育がここまで違うのに、法整備が同じレベルと言うのは異常ではないでしょうか?これが「日本は遅れた先進国」と呼ばれる所以です。
いいですか、こうしたモロッコやタンザニアなどのアフリカ諸国、プエルトリコやブラジルなどの南米、インドネシアなど東南アジア、イラクなどの中東諸国を加えた全世界で、アートメイクに医師免許を要請し医療行為としているのは日本だけなのです。
同じ東アジアの仲間、中国や台湾はアートメイクの道具類の生産は世界でナンバーワン、韓国はアートメイク技術では世界のトップレベルであり法整備してアートメイクを医療以外にも認める事が決まっています。
いかにひどい状態か、これを放置するなどおよそ文明国とは名乗れない事がご理解頂けると思います。
