東京ビッグサイトのビューティーワールドに行って来ました。今回はネイルフォーラム。すごい人出でした。
かつてこのビューティーワールドではアートメイクのブースがありました。長年アートメイクをやっている医師によるセミナーも大変好評でした。
例えばアートメイクとMRIに関して、医師が日本で多く使われている色素をつけて、みずからMRIに入った時の事をレポートしてくれたり。この時選択された色素がまたよく日本のアートメイクを理解しているとしか言いようのない選択でした。何コレ的な無名の物ではなく、本当に現場を分かってる人の選択だったのです。
このセミナーの参加者はとても多く、開始前から行列が出来ており、当然のごとく満席でした。
このスタイルは限りなく海外の状況に近く、一般技術者と医師が一緒になってアートメイク業界の安全性をより高めようと言う状態でした。
今の日本のアートメイクは特殊な状況になっており、顧客目線や顧客満足度がおいてきぼりにされています。
実際、アートメイクの満足度を高めるために絶対必要なデザイン力が低く、デザインのためだけに別途にアーティストを雇う所もあり、それでは人件費的にも高額にならざるを得ません。実際デザインが別途料金のところもあります。デザインした人と施術する人が同じではない事はお客様に不安を与えます。
わざわざサイトに眉デザインの専門家を使っていると明記する理由は、お客様は医師や看護師のデザインを信用していない事をクリニック側が理解しているから。そして医者や看護師がデザインに自信がなく、デザインの専門家ではないと自覚しているからではないでしょうか?
健全な競争、日々変化し新たな技術がどんどん取り入れられていく発展的な状態がどれほどの経済効果をもたらすか、厚労省は検討中する意味があると思います。