『XXクリニック行ってきたよ。下書きの時点で左右の高さが違ったから指摘したんだけど顔が歪んでるから、骨格が歪んでるからとさんざん言われてあんまり左右差合わせてもらえず、顔が歪んでてすみませんて謝った。出来上がりもやっぱり片方が高い』
『骨格やなんかで左右差あるのをメイクで左右差なくすのがメイクなのに意味不明』
絵画や漫画をよく見ても、眉が左右対称でないことがあります。かなり均等でも多少ちがう。高度の絵心を持つ人でも眉を左右対称に描くの難しい。ましてや立体的な顔です。
プロのメイクアップアーティストのメイクであるモデルやタレントの画像を見ても厳密には左右対称ではない。
左右差に悩む人は多く、だからこそ私達アートメイクアーティストはそこに力を注いできました。
医学部や看護学校で眉を左右対称に、全体として顔が対称に見えるようなメイクの仕方は習得しません。
メイクで顔を左右対称に見える様に描くことは医療行為でしょうか?それが求められるのがアートメイクなのですが。
眉を左右対称に描けない理由をお客様の顔や骨格のゆがみのせいにするのは悪手。アートメイク自体の信頼を失わせ、その価値を貶める行為。
