厚生労働大臣(第8・9・10代)を歴任した舛添要一氏
「医療崩壊が懸念されている。医師のみならず看護師にも注意を払ってほしい。全国で、感染症介護専門看護師は78名、感染管理認定看護師は2903名しかいない。一般看護師をにわかに訓練しないと間に合わない。日本看護師協会はもっと警鐘の声を上げるべきだ。私の原点は母の介護だ。沈痛な思いである。」
もともと看護師不足は懸念されており、コロナでますます足りない、特に感染症専門が極端に少ないことを知りました。
離職した看護師の復職を募っているがそれも「危険性やリスク、仕事の過酷さに見合うだけの給与でない」、「補償のなさ」「差別」などでなかなか進みません。
看護師の待遇を改善しなければ、慢性的な看護師不足は解消されない。
看護学校には貴重な看護のプロを育てるために税金が投入されています。看護が社会インフラであり国民にとって欠かせない仕事だからです。
離職率の高さは、明らかに「努力が報われない」環境も原因の一部だと思います。
