当協会主催の 血液媒介病原体講習 も盛況のうちに終了しました。講師の先生、ありがとうございました。
こうしたコースを受講する事で アートメイク や タトゥー、ピアス の仕事に 免許 を出し、定期的に資格の更新をすることが海外では一般的です。
医師免許 としたり 看護師 にやらせたり、こうしたことを 医療行為 と位置付けている国は日本だけです。
厚労省のような役所は新しい法制度を作る事が出来ません。立法府はあくまでも国会だからです。
なので、一番簡単に自分達で決められる通達を出して規制をかけます。ただし、私達国民は通達や省令など役所が出しているものが法律ではない事、にも関わらず法律の様に機能させてしまっている、通達行政と言う特殊な状態になっています。つまり 選挙で選ばれた 国会議員 では、行政機関に就職した役人が、まるで議員や国会の様に国民を縛る権限を、事実上持ってしまっていると言う事。
まともな 先進国 ではあり得ないことです。途上国と呼ばれる国でも、民主主義を取っている国では、ローメーカー つまり法律を作る部署は別にあり、役人が恣意的に決めてしまう事はあり得ません。そして時代に合わせた法律の見直し、手直しは非常に頻繁に行われています。
日本が実は法整備の面でかなり遅れた国であることは、わりと海外でも知られています。まるで 規則 や ルール の 無謬化。
私たちは学校生活などで、実に様々な規則に縛られ、説明を求めても「ルールだから守れ」と言われたり、生徒会が事実上教員の手足となって働くだけで、生徒の自治が名目上ですら行われていない事は稀ではありません。私たちはそうやって誰かが決めた事は変えてはいけないと思い込まされています。
ルールや規則を決めるのも、私たち同様間違いを犯すこともある人間です。そして時代はどんどん変化していくので、一度決めた物が古くで時代に合わなくなるのが当たり前です。
今、医療アートメイク と言う呼び方をして、SNS上でも頻繁にそのアートメイクは医療機関ですかなどと流しているのは 利権。非常に需要の高いアートメイク市場を医療機関で独占したいとの目的のための洗脳。既成事実にしてしまえと言う事です。そしてこの人たちがその根拠にしているものが通達であり、法律ではないのだと言う事は、何度でも繰り返し訴えて行きたいと思います。
私達技術者もお客様になる立場の方々も実際の施術をさせられている看護師も、白衣を着たビジネスマン のお金儲けに利用されているのです。